MALICE MIZER - 晃-kou-のmusicology♪

皆さんはこのバンドのことをご存知だろうか…

Gacktも在籍していた（のちに失踪するが…）独自な音楽性を持つ伝説的なヴィジュアル系バンドである。

ゲストを呼んでの25周年のイベントを今、映像で見て、やはりいいものは伝えたいと、心から思ったのだ。

このバンドをよく聞いていた10年前…高校生の川口少年は…

クラシックとは無縁だったが、

その美しさとキャッチーさに魅了されたのである。

今でも、口ずさむと心が洗われる感覚がする。1時間過ぎMALICE MIZERの出番になって何か降りてきた気がしたからなぁ…ラストau revoir合唱からのマシェリーの流れは圧巻である。

楽器をあまり弾かないMana様の姿は魅せるという点でのプロフェッショナルさを感じる。今や50歳…

男だからできる美しさとは、年取ってからも枯れない感じがする。

同じ人間とは思えない彼らだけれど、メンバーの死など、ブームの問題など、いろんな環境に揺り動かされながら今があるのだろう。

だけれど、表面上そんな部分は隠して、自分たちが作れる世界を演じていくのは本当にかっこいい。

とても、Rock的な正直なものも音楽として好きだけど、、、

ここに伝統的な美学があるのだと感じた。

とにかく何十年経っても、みんな口ずさんでくれる音楽を魅せたいなぁ…