一曲入魂! no.3 STAY AWAY L'Arc〜en〜Ciel

いやっこの曲も当初だそうと思ってなかったのだけれど、

たまたまV系バンドの話が続いて、もう単純に影響受けたバンドとその曲を、1週間ほどは時系列的に並べてもいいのではないかと考えた。

自分がどんな音楽を、辿ってきたか、今なら客観的に分析できるかもなと思って…

それは自分の楽曲制作の上でも大事だなと…

 

やっぱ、メロディーといったらこの人たち。。

L'Arc〜en〜Ciel

 

変換ですぐ出てくれるから、楽やわー笑

 

www.youtube.com

 

そんな日本のポピュラーバンドである。

だが、しかし、V系ヴィジュアル系とは口が裂けても言ってはならない。それを爆笑問題に言われて、激怒して番組中に退席したからだ…

 

という話をしても、しょうがないので、先に進めます。

 

正直、ポピュラーバンドで、音とかが凝りに凝っているかというとそうではないと思う。そこは、今もJanneは聞くが、ラルクまでわざわざ手が伸びない理由かもしれない。(まぁ、普通にSAKURA脱退前とかは世界観とかも好きだけど…)

でも、こうやって久々聞くと、さすが世界のL'Arc〜en〜Cielである。本当に音楽の幅が広くて、メロディー、ジャンルによってリズムや音いろんなバリエーションがある。本当に広い。

例えるなら、1品にかけてるラーメン屋の類でなく、来来亭みたいな!(この感覚伝わってくれ

 

中学生だった俺には、十分楽しめたのだ。いろんな曲があろうが、情熱だけは抜けないのだ。(つい、来来亭の話に戻ってしまった。

 

さて、今日紹介するSTAY AWAY!バンドとしてのメロディックなイメージとは裏腹にサビがあんまり動かない。

でも、PVが面白いし(今思うとビートルズ風)、中学生の自分はハマった。

頭から離れない感覚。動かないというか、今鍵盤弾いてわかったけれど、サビは「ゴジラゴジラゴジラがやってきた」のゴジラの音(ドシラ)、しかもその並びしかほぼ使われてないそうか俺はゴジラを聞いていたのか。大学でピアノ始めるまでは、ゴジラしか弾けなかったが、あの曲も337拍子という変拍子だったり、日本のすごい曲

しかも、この曲で紅白にも出ているらしい。

 

でも、その裏には緻密な、構成にあるのだと今なら感じる。最初のサビは半回ししかなかったり、基本的に展開が早い。最後は短3度転調し、異様な盛り上がりを見せる。

みんなで歌える、踊れる、超happyやん!

 

バンドとしてはギターも、ベースも持ち場があるし、ドラムも出だしいかっこいいし、力強くて目立つ。

 

casterinthesky.com

基本的なコードもこれ読んで、なるほどぉと思った。。”Ⅵ♭→Ⅶ♭→Ⅰ”つまり、この曲だとF→G→Aそりゃテンション上がるわ!

出だしもこのコードを使って、うまく主音のAに持って行ってる。ふむふむ

というかAに向かうということは、(A)WAYってとこに向かって行ってる感じ!曲は主のコードから始まるというイメージがあったけど、リズムと一緒で(アウフタクト的な)、コードも向かうって考え方ができるんだと、この曲は学びになりますね!だから、FGの時、違和感あるはずのド(本当ならAのキーのドは♯になる)

確かに今ギターで弾いても、不思議な感じから落ち着く感じが、面白い。自分的に最後、Cに転調してA♭→B♭→CTO盛り上がるんだけど、最後の最後B♭でとまってフニャッと終わるのがツボ!

jpsongs.net

 

歌詞に関しては、自分がポジティブな世界観楽しんだのも、アンカフェやつんく曲以前では、この曲が最初かもしれない。

maybe happy

mayby lucky

何もかもを壊し、自由のもとに生まれた

って最高や!ロックってこういうものなのかもしれない。自分のLaulahanって部分もきっとこういう明るさから影響を受けている。

でも、全体的に絡みつく、影踏みなど、逆のワードもうまく入れて、世の中の狭苦しさを再現し、現実味を帯びている気がする。

 

でも、Liveとか、本当にこういう理想的な世界に入り込みながら、ぼやきながらも希望を忘れない時間って大事だと思うんだ。この、どこか不思議なコード間でこそ、この歌詞は生きるのかもしれない。

 

と、まぁ自分の楽曲制作に向けての勉強という意味も込めているので、難しい話も出てきましたが、やっぱり、カリスマ的なプロはやることが面白いんだなぁと分析して思いました。

 

可能性は広がるなぁ

 

※と言いながら、10年前、中学2年の野外合宿で、大人しめだった僕がこっそり応募し、キャンプファイヤーでこの曲をサングラスかけて歌い、踊ったという深い思い出があります。

しばらくラルク川口と呼ばれました。内心目立ちたがりなのは、あの頃から変わらんなぁ…もはや、もう内心じゃないか。

 

ということもあって、兄が結婚式で、お色直しの時、ぼくを呼ぶときかけてくれた大切な曲でもある。