合唱スクーリング2日目

2日目も楽しく過ごせました。

おまけに朝早く行ってピアノ練習室で、自分の新曲整えて、帰りも自分の曲振り返って、音楽はいくらしても飽きないし、広がる。

 

1日目はぐったりでしたが、きちんと昼はセーブして、目をつぶって音楽感じたり、休憩中ちょっと走ったら、最後まで集中が続いた!

基本的に短時間の練習が大事だと思うんだけど、こういう長期練習の時はそれはそれで得ることがあるなぁと感じた。最近休養を大切にするようになったからこそ感じる。

 

さて、自分の中で印象に残ったこと三つ。

①同じ歌詞でも作曲者でとらえ方違う。

②音楽(指導者と演者)もディベート

③やっぱり、学ぶはまねぶ

 

①同じ歌詞でも作曲者でとらえ方違う。

「`私と小鳥と鈴と」言わずと知れた金子みすゞさんの詩ですが、

3人の作曲者のバージョンを歌いました。3拍子や、子供でもわかりやすいアップテンポなリズムのもの、美しいメロに3連符まぜたやつ(説明が大雑把ですまない笑)

音楽的に違うということは作曲者側が詩を見て感じ取ったものが違うということで、もちろん演奏者や聴き手も音楽を通じることで普通に詩を読むのと違う印象を持てる。それは解釈を狭めるようにも思うけど、その人にメロディがくっついて、その人の世界が広がるんだと歌ってみて感じた。

正直1曲20分から30分くらいしか練習時間なかったから、メロにとらわれてあんまり歌詞意識してなかったけど、だからこそ、自然と言葉が刷り込まれるのが、音楽の凄さだなぁと感じる。

高校時代まで考え方が固くて暗かったけど、つんく曲聴きすぎて、多幸感にあふれた人間になってしまったのはやっぱり音楽のせいなのではないかと書いてみる笑→そして、そんな多幸感溢れた私が、生み出した言葉をlaulahanとか歌いながら、また外に広げていくのである。

と、話外れてしまったが、同じ詩をあえて歌うことで、最後まとめて3曲歌った時、それぞれの歌で、感情がまた違うのがおもしろかった。
歌詞にメロディがのる、メロディに歌詞がのる。

当たり前だけど、本当に歌は深い。

②音楽(指導者と演者)もディベート

朝一はやはり声が出ない…しかも音程もなかなか把握できない…

そんな時はやっぱり、自信もなく40%くらいの感じで出してしまう。

おそらく周りもそんな感じだったように思う。

 

そんな時、先生が指導した。

「もっと出さなければ、何を歌ってるかわからない。今は間違っててもいいから、しっかり出そう」

また、その後他のパートを指導している時も

「弱い歌い方のまま練習を続けると、指導者側も指導できない。しっかり出すことで、どんなところを直せばいいかわかり、少し音楽を作っていくことができる。指導するときにはそんなことを大事にしてほしい。」

というようなことを指導していた。朝1番のことだったが、1番熱が入っていた言葉だったように思う。

 

指導者と演者の掛け合いで、音楽を仕上げていく。dtmでいうと、ミックスやマスタリングのようなもので、元の音がはっきりしてないとどうしようもないよね。

ということを思って、自信なくても、とりあえず出してみた。でも、そうすると、責任みたいなものも生じてくるし、演者のほうでも、間違ってたら他の人がしっかり出して教えてくれるように思う。

ディベートのように、意見(世界観)を高め、最終的にお客さんを納得?させるため、音楽をするのだから、しっかり主張しなければならない。そこから音楽が出来上がっていくのだと当たり前のことだが、身にしみた。

③やっぱり、学ぶはまねぶ

正直すごい高い音も出てきた。まぁ自分はキャリアでなんとか通すことができるのだけれど、となりのジャズピアノ学んでる人もそれについてこれてるのがすごいと感じた。昨日よりかなり慣れていってる感じがする。

最後に

「未経験者でここまで歌えるのはすごいと思います。第9とかも歌えそうですね!」

「ほんとですか!そりゃ難しいでしょ笑

でも周りの発声を、多分間違ってるんだけど、少し真似てみたからですかねぇ。

 

やっぱり合唱の周りと掛け合いながら、成長できるのは楽しいな。。

自分も正直周りと合わせながら、感覚思い出した部分もあるし!

 

 

よし、今日も出来る限り、周り聴きながら、楽しく歌いたい‼︎