平井堅
ふと一昨
聞いて思ったんだけど、
平井堅の強みというか凄みってやっぱリズムだよな。
強みとか特徴というとやっぱどうやっても、声だったり、どうやっても目つぶってるやろ、てか、なんでちょいあごあがっゆれてんねんというとこだったり、するんだろうけど…
結局、あの落ち着く感じとか、クールさとか、エロさとか出せるのは、髭でなくリズムだと思うのだ。(いや、今検索して再確認したけど、やっぱ髭も十分必要条件や笑)
長くなったが、やっぱリズムなんだと聞けば聞くほど思わされる。
中高生の頃の僕には、あの惹きつけられる魅力がなんなのかよくわからなかった。声は好きだったけど…
それだけでは好きで居続けられないよなぁと‥(その頃は基本V系しか聞かない時期でもありました)
そりゃ、R&B(リズム&ブルース)が主要ジャンルだし、そりゃそうよってとこなんだけど、歌い崩しなど、改めて聴いてもリズムを熟知してのものなんだと思わされる。
でも、それが正確、スローテンポでも16ビートで感じてるってのはもちろんなんだけど、生きてるんだよなぁ…
シンガーソングライターとして、自分の中にあるものを歌ってるのはもちろんやけど…
よくその凄さがわかるのが、「大きな古時計」なんではないかと思う。おそらく僕が平井堅を認知したのはこの曲からだと思う。(川口少年当時9歳)
自然な時の流れを、息の流れ、リズムの揺れで表してるのだけれど…
今調べてみると、逸話があって、
①もとからライブなどでは歌っていた。
②ジャケットは小学校4年のとき実家の時計をモデルにした絵
③カバーで周りに反対されながらも、みんなのうたで紹介され40年たった2002年リリース
そういわれると、とても心の奥にまで浸透していた大切な曲やったんやろうなと思う。
シンガーソングライターは基本自分の曲を演奏すべきだと思う。でも、自分にとって、大事な心の中にある歌を、動きのあるリズムの世界で表現することこそ大事なのだと思う。
だから、ken’s barもずっと継続的にやってるんだと思う。
そういう意味でも、本当に「歌バカ」が売りな、シンガーなんだと思う。
だから自分の曲を表現するし、
他の曲も自分のものにできる。
息の長いシンガーは息を吸うように歌い続けるのだと思うし、自分自身、こういう音楽観は参考にし、愛されるシンガーを目指します。
と、まじめな、話が続いたので、
川口(26歳)作 イラスト
※あくまでイメージです。13歳くらいの川口少年から心に生き続けているイメージです。