ソルフェージュ(音楽学習者として)

たまにはMusicalogy音楽学的なことも書こう!笑

 

最近、中等音楽の免許取るための大阪芸術大学の授業の影響でクラシックつまりピアノの先生からはソルフェージュを中心に学んでいる。

 

Wikipedia先生によると

ソルフェージュフランス語: solfège)とは西洋音楽の学習において楽譜を読むことを中心とした基礎訓練のことである。

 

ソルフェージュ - Wikipedia

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とのことである。耳で聴いたものを楽譜で書いたり、見たものを読んだり…

正直、楽譜など折れ線グラフで読んでいた私にとっては、最も苦手なものである。

 

ピアノは覚えて弾けば、今まで授業とかでもなんとかなっていたのだけれども、即興的に読んだり、書いたりしなければいけないので、ピンチである、

 

でも、ソルフェージュをすることで気がついたのは、自分は楽譜をみることをサボってきたから、感覚的に音を探る力は優れている。

まぁ、作曲もこの部分が絡んでいると思うのだけれど、楽譜上では表せないし、上がってるか下がってるかわからない時も、鍵盤が目の前にあったら、ミスなく弾けたりね…

だからこそ、それが、書くことにつながりさせすれば早いのだと思う。

 

という私も、右も左もわからないので、まず先生に言われるがまま、いろいろ試して、やっとここまでわかった、考えるようになったという感じである。

音楽学習者として、ソルフェージュやることで学んでいることを3つ書こう。

①学力の保証

②書く力の育成

③コミュニケーション力の育成

をもじって

①楽譜の読み書きの基礎

②正解を探るアプローチ

③学習者と指導者の関係性

 

①楽譜の読み書きの基礎

今まで実践をすればなんとかなると思っていた。しかし、それは幻想である。

やはり、かのイチローも素振りをすることを大事にしていたらしい…

それと同じで、音もしっかり読むことを癖づけないと、実践での学びが弱くなる。僕はその被害者⁉︎である。

 

曲を弾こうとして楽譜を見るのだが、僕みたいに大人になってピアノや楽器を始めた人は、いちいち見るより、覚えて考えず機械的に弾く方が得意になる。そうすると、次にレベル上がった曲をしようとしても、時間がかかって気が遠くなる。

だから急がば回れ

基礎をつけることで楽譜に目を向ける癖がつく。やっと少しづつ楽譜を見ての方がひきやすくなったところだ。

 

そうやると基礎と実践の両軸でどんどん読め、弾けるようになるのだと感じてきた。

 

②正解を探るアプローチ

先ほど書いたように、どう学んでいるか、弾いているかは人それぞれ様々ということである。どの音を弾くとか、どう書くとか公としての正解はある。

でも、正解に行き着くための学習の正解はない。

 

もしかすると、ピアノを練習するにあたって、難しい曲も一旦覚えて弾いたのは、指が動くようになったり、1度ステージで弾く楽しみを得た、ピアノ1で、試験が通ったという点では、とても有効的で…

だからこそ長い目で見て、次は楽譜を見る段階を経ているとも言えるし、次に何を学ぶか戦略的に考えるのが、成長するコツだろう。

後、数打ちゃ当たるのは確かで、インプットアウトプットを増やすこと…

 

③学習者と指導者の関係

正直、一番自分のことを知っているのは自分である。それは、上で書いた通り、正解に行き着くための学習の正解はないのだから、学習者も、指導者もとらえていなければならない点だと思う。

だからこそ、経験上・傾向的にどう学べば効率的かわかっている指導者のアドバイスが生きていく。

そんな中、頂いたいろんな方法を試す上でブレンドさせ、少しずつ新しい学習法も見いだすのは、学習者の仕事だと思う。自分だったら、Ipadを使い効率よく難しい問題を精選したり、目の前に鍵盤とノートを用意してやってみたいと提案した。

自分が音楽を伝える側になったら、その自分で学ぶ感覚を学習者に伝えていきたい。自分にあった、自分の目的に沿ったやり方を見つけ出すためにアイデアを出す。

それに指導者も反応する。

そうすることで、本当に身になる力がつく練習を共に作り出せるのではないだろうか。

 

あっもちろんこれは選曲等(後学級経営も)に関しても同じで、ギター・歌の面でも、クラシックの面でも、モチベーション、レベル、そこから何が学べるか考慮した上で決まるものだと思う。からこそ、右も左も分からない最初は指導者の言うことがほぼ絶対で、その通り学びレベルが上がったところで、学習者も基準が身にしみ一緒に考えられるのだと思う。

いわゆる、守破離というのは、この考えに近いのかもしれません。

 

 

なかなか長くなりましたが、ここで示したかったことは、今教育界ではアクティブラーナーという言葉がありますが、学習者自身が自分の学習に責任を持つべきだと感じます。言われた通りやることも大事です、しかし、学ぶ過程で学習者側も、指導者側もそこを抜け出さなければ…

こういうやり方やってみたいという気持ち、そして指導者も時にそれを支え見守ること、さらにそこからアドバイスすることは、その人が学び続ける上でとても大事だと思います。

 

常に一緒にソルフェージュの学習について考えてくれているピアノの先生のしーちゃん先生に感謝です。見てくれてる??笑

双方向な学びになるのは、元からギター弾き語り仲間であるのも大きいと思います。

 

自分も一指導者として、その子の学習を引き出してあげられるコーチになりたいです。